日本維新の会の馬場伸幸代表が、認知機能の衰えが目立つ社会福祉法人の女性理事長に、任意の財産管理契約を結ぶ文書を書かせたり、自筆証書遺言を作らせたりして、法人や個人の財産を私的に管理していたという疑惑が浮上しました。
この問題について、週刊文春が詳細な取材を行い、音声データや関係者の証言などをもとに報じています。
そこで今回は、馬場伸幸氏の乗っ取り疑惑や、ドレミ福祉との関係の真相を調査しました！
さっそく詳しくみていきましょう。
馬場伸幸のプロフィール
馬場伸幸氏のプロフィール
- 生年月日: 1965年1月27日
- 出身地: 大阪府堺市鳳西町（現：西区鳳西町）
- 出身校: 大阪府立鳳高等学校
- 前職: オージーロイヤル従業員、中山太郎参議院議員公設秘書
- 所属政党: 日本維新の会
- 衆議院議員当選回数: 4回
- 日本維新の会代表（第3代）
- 大阪維新の会副代表
- 堺市ビリヤード協会会長
- 堺市陸上競技協会名誉顧問
- 南大阪日本オーストラリア協会・日本ニュージーランド協会理事
- 鳳校区自治連合会相談役
馬場伸幸の乗っ取り疑惑がヤバすぎ？
日本維新の会の馬場伸幸代表の乗っ取り疑惑がヤバすぎるんだとか！
馬場伸幸氏の乗っ取り疑惑とは、「ドレミ福祉会」という社会福祉法人を乗っ取ろうとしたという疑惑です。
ドレミ福祉会は、大阪府堺市で4つの保育園を運営する社会福祉法人です。
創設者であり前理事長である西侑子氏（仮名）は、2023年で81歳になる女性で、一代で法人を築き上げた立志伝中の人物だといいます。
近隣住民からも「元気に挨拶してくれた」と好評だったそうですが、5〜6年前から認知機能が衰え始め、人前から姿を消しました。
西氏は独身で身寄りがなく、法人や個人の財産も自分で管理していたとのこと。
馬場伸幸氏は2017年からドレミ福祉会の業務執行理事に就任し、事実上のナンバー2として法人を運営してきました。
馬場伸幸氏は自民党から出馬した堺市議時代から西氏と親交があり、西氏から信頼されていたといいます。
馬場伸幸氏は西氏に対し、「政治家として地域貢献したい」という姿勢をアピールし、信頼関係を築いていったのでしょうか？
しかし、西氏が認知機能を失っていく中で、馬場伸幸氏は西氏に対して不適切な行動を取っていたことが、「週刊文春」の取材によって明らかになったのです。
その裏では、馬場伸幸氏は西氏の財産管理に介入し始めていたんだそう。
週刊文春が入手した音声データでは、馬場氏や秘書が西氏に対し、「一筆頂いて」「物忘れが激しくなった時に」と言って任意の財産管理契約を結ぶ文書や自筆証書遺言を書かせている様子が録音されていました。
これらの文書では、西氏は死後に個人財産をすべてドレミ福祉会に寄付することや、馬場伸幸氏や秘書に法人や個人の財産管理権限を委任することなどが記されていたといいます。
馬場伸幸とドレミ福祉会との真相を徹底解明！
馬場伸幸氏とドレミ福祉会の関係の真相についても解説してまいります！
馬場伸幸代表は、2023年6月25日付でドレミ福祉会の新理事長に就任しました。
一方、西侑子氏は同日付で理事長を退任させられています。
この理事長交代について、西氏は週刊文春の取材に対し、「なんで馬場が…」「絶対許せへん」と悲痛な声を上ています。
また、西氏をサポートしてきた元理事や親族らも、「西さん本人の意思に反した理事長交代だ」と怒りを露わにしました。
馬場伸幸氏は、理事長交代について「西さんからお願いされた」と主張していますが、その根拠となる文書や音声データは公開していません。
また、馬場伸幸氏はドレミ福祉会の理事長としてどのような活動をするのかも明らかにしていません。
週刊文春は、馬場氏に対し、乗っ取り疑惑や理事長交代の経緯などについて質問状を送りましたが、回答は得られませんでした。
「週刊文春」が入手した音声データや文書によると、馬場伸幸氏やその秘書は以下のようなことを行っていたといいます。
- 西氏を老人ホームに入居させた
- 西氏に任意の財産管理契約を結ばせ、法人や個人の財産を私的に管理した
- 西氏に自筆証書遺言を書かせ、死後に個人財産をすべて法人に寄付するとした
- 西氏の意思に反して、理事長を退任させ、自分が理事長に就任した
これらの行動は、認知症患者の財産管理に関する法的な枠組みや倫理観に反しており、馬場氏が西氏の財産を乗っ取ろうとしたという疑惑を生んでいます。
一方の馬場伸幸氏は、「週刊文春」の取材に対して、以下のように弁解しています。
- 西氏は自分から老人ホームに入りたいと言った
- 西氏は自分から財産管理契約や遺言を書きたいと言った
- 西氏は自分から理事長を辞めたいと言った
- 西氏は自分の意思で行動しており、認知機能の低下はない
しかし、「週刊文春」が入手した音声データでは、馬場氏やその秘書が西氏に対して圧力をかけたり、誘導したりしている様子が聞こえます。
また、西氏は「週刊文春」の記者と面会した際に、馬場氏が理事長へ就任したことに対して、快く思っていない様子でした。
これらのことから、馬場氏の弁解は信用できないという見方が強まっています。
この問題は、馬場氏個人だけでなく、日本維新の会全体にも影響を及ぼしそうです。
馬場氏は現在、同党の代表として野党第一党を目指していますが、この疑惑が解決しない限り、その信頼性や支持率は低下するでしょう。
また、ドレミ福祉会も、保護者や地域住民からの信頼を失う可能性があります。
この問題に対して、法的な手段や第三者機関の介入が必要になるかもしれません。
まとめ
今回は、馬場伸幸氏の乗っ取り疑惑やドレミ福祉会との関係の真相についてまとめてみました。
馬場伸幸代表の乗っ取り疑惑は、政治家としての倫理や信頼性に関わる重大な問題です。
社会福祉法人の運営や財産管理に関する公的な枠組みや監査が不十分だったことも問題視されます。
また、認知機能の低下した高齢者が財産や遺言に関する判断を自分でできるかどうかも慎重に検討すべきでしょう。
最後までご覧下さりありがとうございます。
