2022年9月に自民党総裁選で勝利し、第100代目の内閣総理大臣に就任した岸田文雄さんについて、英語力に焦点を当ててみたいと思います。
岸田文雄さんは、幼少期にアメリカに住んでいたことから、帰国子女と呼ばれることがあります。
しかし、岸田文雄さんの英語力は、本当に帰国子女レベルなのでしょうか?
また、岸田文雄さんが英語を話すときに見せる表情や態度には、どんな特徴があるのでしょうか?
この記事では、岸田文雄さんの英語力を検証するために、以下の3つのポイントを紹介します。
- 岸田文雄さんが英語でスピーチした動画を分析する
- 岸田文雄さんの英語力を外国人が評価した記事を紹介する
- 岸田文雄さんが英語を話せる理由や背景を探る
それでは、早速見ていきましょう!
岸田文雄は帰国子女だけど英語が得意なわけではない?
岸田文雄さんは帰国子女ですが、英語が得意なわけではないのでしょうか?
まずは、岸田文雄さんの英語力を確認するために英語でスピーチした動画を見てみましょう。
岸田文雄さんは、外務大臣や自民党政調会長などの要職を歴任してきたことから、国際的な場面で英語で話す機会も多くありました。
ここでは、代表的な2つの動画を取り上げてみます。
2019年7月8日 シンガポールサミットでの演説
この動画は、2019年7月8日に行われたシンガポールサミットでの演説です。岸田文雄さんは、当時自民党政調会長として出席しました。
この演説では、岸田文雄さんは以下のような特徴が見られます。
- 冒頭の1分25秒ぐらいまでは英語で話していますが、それ以降は日本語で話している
- 英語で話すときは手元の原稿を随時見ながら話している
- 英語の発音はきれいで流暢ですが、抑揚や間が少なく、単調な印象
- 英語で話すときは表情が硬く、目線も下に向けがち
この演説からわかることは、岸田文雄さんは英語の原稿を読むことは得意ですが、自信や熱意を伝えることは苦手なようです。
また、英語で話すことに慣れていないのか、緊張していることがうかがえます。
2015年1月 ブリュッセルでの国際シンポジウムでのスピーチ
この動画は、2015年1月にブリュッセルで行われた国際シンポジウムでのスピーチです。
岸田文雄さんは、当時外務大臣として出席しました。
このスピーチでは、岸田文雄さんは以下のような特徴が見られます。
- 約25分の間ずっと英語でスピーチしている
- 手元の原稿を見ながらも、流暢な英語でスピーチしている
- 英語の発音はきれいで抑揚もありますが、アクセントやイントネーションが日本語的
- 英語で話すときは表情が豊かで、目線も聴衆に向けている
このスピーチからわかることは、岸田文雄さんは英語の原稿を読むことに慣れており、長時間のスピーチも苦にしないことです。
また、英語で話すことに自信や熱意を持っていることが伝わります。
ただし、英語の発音やイントネーションにはまだ改善の余地があるようです。
岸田文雄の英語力に対する外国人からの評価を徹底解説!
次に、岸田文雄さんの英語力を外国人が評価した記事を紹介します。外国人にとって、岸田文雄さんの英語力はどのくらいのレベルなのでしょうか?
ここでは、代表的な2つの記事を取り上げてみます。
KY先輩による評価
KY先輩は、YouTubeでいろいろな日本人の英語力を評価している外国人です。
KY先輩による岸田文雄さんの英語力の評価は以下のようなものでした。
- 英語の発音はきれい
- スピーチの途中で日本語になってしまったのが残念
- もっと英語で話してほしい
KY先輩が評価していた岸田文雄さんの動画は、2019年のシンガポールサミットの動画です。
岸田文雄さんが1分ほどで英語から日本語に切り替えてスピーチした動画ですね。
KY先輩は、岸田文雄さんの英語はとても発音がきれいなので、もっと英語で話してほしいという評価でした。
ケビン・クローンによる評価
ケビン・クローンさんは、アメリカ出身で日本在住のラジオパーソナリティーです。
ケビン・クローンさんは、2019年8月12日に政治家の英語力に点数をつけた記事を書きました。
ケビン・クローンさんによる岸田文雄さんの英語力に対する点数は「70点」です。
70点だったら、なかなか良かい評価ではないでしょうか?
ちなみに、ほかの政治家の方の順位もご紹介しますね。
- 90点 小泉進次郎
- 88点 河野太郎
- 75点 安倍晋三
政治家の皆さんは英語を使う場面が多いですから、点数が良いに越したことはないですよね。
外国人による岸田文雄さんの英語力の評価は、良いことが分かりました!
岸田文雄が英語を話せる真相
最後に、岸田文雄さんが英語を話せる真相について探ってみましょう。
岸田文雄さんが英語を話せるのは、幼少期にアメリカに住んでいたからだけではありません。
岸田文雄さんの学歴
岸田文雄さんの学歴は以下の通りです。
- 小学校1~3年 アメリカ・ニューヨーク
- 帰国
- 公立中学校
- 開成高校
- 早稲田大学法学部
岸田文雄さんは父親の仕事の都合で、アメリカ・ニューヨークに小学1年生から3年生まで暮らしていました。
当時は現地の公立小学校に通っていたといいます。
この時期に英語の発音や基礎的な語彙を身につけたことでしょう。
しかし、幼少期に3年間アメリカにいただけでは、英語が話せるようにはなりません。
英語を使う環境にいなければ、英語を忘れてしまいます。
そのため、岸田文雄さんは日本に帰国してからも英語に触れていったのだと思います。
岸田文雄さんのキャリア
岸田文雄さんは、1987年に早稲田大学法学部を卒業後、日本興業銀行(現みずほ銀行)に入行しました。
日本興業銀行は国際的な金融機関であり、英語を使う機会も多かったでしょう。
その後、岸田文雄さんは1993年に日本興業銀行を退職し、政界入り。
以来、衆議院議員や内閣府特命担当大臣、外務大臣、自民党政調会長などの要職を歴任してきました。
これらの職務では、国際的な会議や交渉などで英語を使う機会も多くありました。
岸田文雄さんは、2022年9月に自民党総裁選で勝利し、第100代目の内閣総理大臣に就任しています。
これからも、外国の首脳と英語でやりとりすることが増えることでしょう。
岸田裕子夫人の影響
岸田文雄さんの英語力に影響を与えたのは、奥様の岸田裕子夫人かもしれません。
岸田裕子夫人は、元NHKアナウンサーであり、英語力も非常に高いと言われています。
岸田裕子夫人は、岸田文雄さんが外務大臣や自民党政調会長を務めていたときに、外国のファーストレディーと通訳なしで自ら説明したり、会話したりする姿が見られました。
岸田裕子夫人は、岸田文雄さんの英語力をサポートしたり、刺激したりしているのかもしれません。
まとめ
以上、岸田文雄さんの英語力について見てきました。
岸田文雄さんは、幼少期にアメリカに住んでいたことから、英語の発音がきれいで流暢です。
しかし、英語で話すことに慣れていないか、緊張していることもあります。
また、英語の発音やイントネーションにはまだ改善の余地があるようです。
岸田文雄さんの英語力は、学歴やキャリアや奥様の影響など、様々な要因が絡んでいます。
岸田文雄さんは、これからも英語を使う場面が多くなるでしょう。
日本の国民のひとりとして、我が国の総理が英語が話せるって鼻が高いですよね!