自由民主党に所属している加藤鮎子議員の不祥事が相次いでいるんだとか。
そこで、今回は加藤鮎子議員のスキャンダルや疑惑について調査してみました!
政治資金の疑惑についても詳しく解説してまいります。
加藤鮎子の不祥事が止まらない?!
加藤鮎子議員は自由民主党に所属しており、2023年9月現在は、内閣府特命担当大臣(こども政策・少子化対策・若者活躍・男女共同参画)として、初入閣しました。
そんな加藤鮎子議員の不祥事が止まらないんだとか。
加藤鮎子議員といえば、自民党の重鎮・加藤紘一元幹事長の娘で、小泉進次郎議員とはアメリカ留学時代の同級生です。
2012年に初当選して以来、4回連続で衆議院議員に選ばれ、2021年には岸田文雄内閣で国土交通政務官に就任しました。
若手女性議員として期待されていたのですが、その後、次々と不祥事や疑惑が発覚し、政界の注目を集めています。
さっそく、加藤鮎子議員の不祥事について1つずつ解説してまいります!
マイナンバーの取得を怠った
まず、2022年1月には、政府が進めてきたマイナンバーカードの取得を自らが怠っていたことが明らかになりました。
マイナンバーカードは、国民の個人情報を一元管理するためのもので、政府は2023年度までに全国民に取得を促していました。
しかし、加藤鮎子議員は、自身が担当する国土交通省の職員に対してはマイナンバーカードの取得を指示していたにもかかわらず、自分自身は取得していなかったといいます。
これに対して、野党やネット上では
「国民には義務付けるのに自分はしないのか」
「政府の方針に反している」
「信用できない」
といった批判が相次ぎました。
加藤鮎子議員は、取得を怠った理由について「忙しくて手続きができなかった」と釈明しましたが、納得する人は少なかったようです。
公用車の私的使用
さらに、加藤鮎子議員は、公用車の私的使用を巡ってもトラブルを起こしていました。
デイリー新潮によると、加藤鮎子議員は、公用車を私的に利用していたというのです。
加藤鮎子大臣には、移動に使う公用車が割り当てられましたが、朝の加藤氏を赤坂の議員宿舎から霞が関まで通うついでに、次男も乗せ、永田町にある保育園まで送りに行ったことが何回かあったといいます。
これに対して、運転手は
「未就学児を車に乗せる場合にはチャイルドシートを設置しないといけませんが、それだって準備が必要です。
何より公用車は、車自体はもちろん、人件費も含めて税金で賄われている。
鮎子さんの使い方は私的な使用に当たり、モラルに反するのではないか」
と不満を訴え、加藤鮎子議員と口論になったこともあったそうです。
結局、運転手は退職し、加藤鮎子議員は新しい運転手を探すことになりました。
加藤鮎子大臣は、保育園への送迎について
「国土交通省の了解を得た上で、公務への通勤経路を逸脱しない範囲で次男を同乗させた。
チャイルドシートは自ら準備し、装着しました」
と反論していますが、運転手が交代して以降は、一度も公用車を次男の保育園の“送り”に使用していないとのこと。
そのため、後ろめたい思いがあったのでは?と囁かれているようです。
加藤鮎子議員は、公用車の私的使用については否定していますが、事実ならば、国民の税金を無駄に使っているということになります。
相次ぐ秘書の退職
加藤鮎子議員が、政務官就任後に秘書が相次いで退職していることが週刊新潮によって報じられました。
なぜ、加藤鮎子議員の秘書が離職するのでしょうか?
なんでも、加藤鮎子議員は「秘書の扱いが雑」なんだそう。
週刊新潮によると、加藤鮎子議員は秘書に対して、電話やメールで済むもような代理出席してもらった会議の報告などを、わざわざレポートにまとめさせていたといいます。
さらに、イベント会場で椅子の並べ方が気に食わないと、一からやり直しをさせていたそう。
そんな加藤鮎子議員の細かい性格や、人情味に欠ける対応のせいか、永田町や地元では、加藤事務所は“ご難場”として有名なんだとか。
実際、国会便覧で確認してみると、同時に3人置ける公設秘書が、3年の間に6名もの退職者がおり、まさにブラック企業並みの離職率です。
しかし、加藤鮎子議員によると、秘書が退職した理由は
- 定年で公設秘書から私設秘書になっていた(年齢的な問題)
- 起業
- 転職
- 体調を崩した
と説明しており、「ご指摘の事実はありません」と説明しています。
今後、加藤鮎子議員はどういう対応をするのでしょうか?
加藤鮎子議員の今後の動向に注目したいと思います。
加藤鮎子の政治資金の疑惑についても徹底調査しました!
加藤鮎子議員には、政治資金の問題でも疑惑が持たれています。
朝日新聞によると、加藤政務官が代表を務める資金管理団体が、法律の上限を超える政治資金パーティー券代を一つの団体から受け取ったと2021年の収支報告書に記載していたというのです。
政治資金規正法では、1回の政治資金パーティーで1つの団体や個人1人が150万円を超えるパーティー券を購入してはならないと定められていますが、加藤鮎子議員の資金管理団体は、加藤大臣を支援する政治団体「鮎友会」から250万円のパーティー券代を受け取っていたとのこと。
これは、政治と利権の癒着を疑わせるものです。
しかし、加藤鮎子大臣はこの問題について
「本来寄付として処理すべきものを、パーティー券収入として記載してしまった」
と釈明し、収支報告書を訂正しました。
さらに、加藤鮎子大臣は親族への政治資金の還流疑惑も報じられています。
加藤鮎子大臣の資金管理団体は毎年、「家賃」名目で月15万円を加藤氏の母親に支出していたのです。
確認できる2017年以降で計900万円にも上るとのこと。
しかし、この家賃支払いは不自然です。
なぜなら、家賃として支払われている物件は加藤鮎子大臣の地元事務所であり、その所有者は加藤氏の母親である「加藤愛子」さんだからです。
つまり、加藤氏は自分の家族が代々引き継いできた建物を借りていることになります。
しかも、この家賃は周辺相場と比べて高額だといいます。
加藤鮎子大臣の事務所が入る「精三会館」という施設です。
JR鶴岡駅から徒歩圏内で、面積が100平方メートル程度の大規模な事務所でも家賃は十数万円程度とのこと。
50~60平方メートル程度の中小規模の事務所なら6万~9万円程度で、「家賃」名目での月15万という金額は相場よりも高いと言えます。
この疑惑に関して加藤鮎子大臣は
「不動産事業関係者へ周辺相場の調査確認を踏まえ、適切な金額」
「(母とは)同一生計ではなく、所有者の加藤愛子は固定資産税など公租公課を毎年負担している」
と回答しており、「問題ない」と判断しているようです。
加藤鮎子大臣はこども政策担当相として、少子化対策や子育て支援などの重要な課題に取り組む立場ですが、自分の政治資金の管理に問題があることは信頼性を損なう可能性があります。
今後の加藤鮎子大臣の活躍に期待したいです。
まとめ
今回は、加藤鮎子大臣の不祥事についてまとめてみました。
加藤鮎子大臣は、マイナンバー、公用車、政治資金と、様々なスキャンダルが報じられています。
加藤鮎子大臣は、これらの問題に対して、どのように対応するのでしょうか?
今後の動向に注目したいと思います!
最後までご覧下さりありがとうございます。