2025年参議院選挙の青森県選挙区で、自民党現職を破り初当選を成し遂げた福士珠美(ますみん)さん。
福士珠美(ますみん)さんは、元アナウンサーなのを知っていますか?
この記事では
- 福士珠美(ますみん)はどの局で活動していた元アナウンサー?
- 福士珠美(ますみん)の経歴
- 福士珠美(ますみん)が政治家に転身した理由
についてお伝えして行きます。
福士珠美(ますみん)は元アナウンサー!どの局で活動していた?
福士珠美(ますみん)さんは青森テレビの元アナウンサーです。
代表的な番組としては、情報生番組「おしゃべりハウス」です。その番組で初代キャスターを務めていました。
福士珠美(ますみん)さんは1987年に入社し青森テレビで33年間勤務、メディア業界では珍しい多部署経験を持っています。
経験した部署は放送部(アナウンサー)にはじまり、ワイド番組部(番組制作・企画)→編成部(番組編成・放送計画)→報道部→業務部(総務・管理業務)→営業部(広告営業・クライアント対応)といろいろな部署を渡り歩いています。
福士珠美(ますみん)さんは、放送・報道・営業・企画まで幅広いスキルを持った方のようです。
多様な部署で活躍できるのは、福士珠美(ますみん)さんが柔軟で対応力があるからだと感じました。
福士珠美(ますみん)の経歴を時系列で整理!
福士珠美(ますみん)さんはどのような経歴を持っているのでしょうか?
福士珠美(ますみん)の経歴
福士珠美(ますみん)さんの経歴をのぞいてみたいと思います。
時系列でまとめたのが、こちらになります。
- 1987年:青森テレビ入社
- 2010年:山崎直子宇宙飛行士のあおもり藍ポロシャツ宇宙着用ニュースを担当
- 2015年:特別番組「未来を拓くあおもり藍のチカラ」をプロデュース
- 2020年:青森テレビ退社
- 2020年11月:株式会社BLUE LINK PROJECT設立
- 2020年12月:青森市古川にあおもり藍専門店オープン
- 2025年2月:立憲民主党青森県参議院選挙区第2総支部長就任
- 2025年7月:参議院選挙で初当選(得票数214,613票)
- 2025年8月:初登院
メディア業界から実業家になり、その後政治家と歩んできた福士珠美(ますみん)さんが、今後どのような活躍をするのか楽しみですね。
青森テレビをやめた理由
なぜ、福士珠美(ますみん)さんは青森テレビを退職し、実業家になったのでしょうか?
青森テレビの退社理由について、インタビュー記事ではこのように言っています。
青森テレビをやめようと思ったのは母の病気がきっかけでした
引用:青森ドクターズネット
福士珠美(ますみん)さんの母親が大腸癌を患って手術したのですが、リンパ節転移が見つかって抗がん剤治療が必要になったようです。
福士珠美(ますみん)さんは父親を癌で亡くしており、母親のことをケアしたいという思いから退職を決意したといいます。
長年続けたアナウンサーの仕事を手放す決断は簡単ではありませんでしたが、家族の健康を最優先にした選択でした。
起業のきっかけ
福士珠美(ますみん)さんは青森テレビを退社後に、「株式会社BLUE LINK PROJECT」を設立しました。
この会社は、青森の地域資源ブランディング・プロデュースを行なっていて、あおもり藍製品の企画・開発・販売をしています。
同社の店舗では、あおもり藍の専門店としてトートバッグや名刺入れ、カフェエプロン、座布団など「aiori(あいおり)」シリーズの一点物をはじめ、藍染めリネンストールや藍とごぼうのハーブティー「藍々茶々」、藍パウダー入りの干菓子「藍々菓々」など、地域資源を活かした多彩な製品を展開。
起業したきっかけは青森テレビ時代から、あおもり藍の商品が一堂に介したお店があるといいなと感じていて、「それなら私が作れば良いのか」という考えからでした。
また、福士珠美(ますみん)さんのあおもり藍を広めて行く活動に携わっていけたらの良いなと思う気持ちは、商談会の手伝いからも来ているようです。
福士珠美(ますみん)さんはベトナムのハノイで衛生用品に特化した商談会で、あおもり藍を紹介する手伝いが楽しかったと話していて、もっとそういった活動をしたいという思いに至りました。
やってみたいことと、あったら良いなを合わせて形にしていた福士珠美さん(ますみん)の行動力はすごいですね。
福士珠美(ますみん)が政治家に転身した理由を調査!
福士珠美(ますみん)さんの政治家に転身した理由は、この言葉の通りだと思われます。
誰もが生まれ育った環境に左右されず、自らの人生を自由に選べる社会を目指す
引用:立憲民主党
2025年の参院選公示日に政治家の決意表明として話した言葉で、この言葉を実現させる為には、政治の力が必要だと感じている福士珠美(ますみん)さん。
福士珠美(ますみん)さんは、社会に広がる不公平や格差を、政治の力で正すための決意から政治活動が始まったようです。
この言葉がでた背景として考えられるのは、福士珠美(ますみん)さんが青森テレビ時代に感じた、現場感覚からの地域課題だと思われます。
報道記者として県内を取材する中で、人口流出・担い手不足などの構造的課題を肌で実感したのではないでしょうか。
そのため、伝えるだけでは解決できない地域問題へのもどかしさが蓄積したのだと考えられます。
福士珠美(ますみん)さんは、このようなことも言っています。
生活者目線の政治に変える。
引用:選挙ドットコム
現在の政治は、生活者目線になっていないと訴えています。
福士珠美(ますみん)さんは、「とことん現場主義」を貫く姿勢を見せています。
生活者目線で、現場の声を聞き、政治に届けて行きたいと考えているようです。
まとめ
この記事で
- 福士珠美(ますみん)は青森テレビの元アナウンサー
- 福士珠美(ますみん)の経歴
- 福士珠美(ますみん)の政治家になった理由
についてお伝えいたしました。
福士珠美(ますみん)さんの座右の銘が「至誠にして動かざる者は未だこれ有らざるなり」のようです。
福士珠美(ますみん)さんの気持ちを込めた行動、言葉で生活者が望む政治が実現できることを期待したいですね。