元明石市長で衆院議員経験も持つ泉房穂氏と、元大阪府知事で弁護士・タレントとしても活躍する橋下徹氏。
メディアやSNS上でお互いの発言が取り上げられることも多く、二人の関係性に注目が集まっています。
特に大阪・関西万博やイベントでの辛辣な批判と応酬が話題に。今回は、二人のこれまでの関わりと、プライベートで親交があるのかを調査しました。
泉房穂と橋下徹の関係はすでに30年目に突入?
泉房穂氏と橋下徹氏の関係性はどうなのか解説していきます。
【今日の午後の『そこまで言って委員会NP』のご案内】
— 泉 房穂(いずみ ふさほ) (@izumi_akashi) August 6, 2023
この後、取材などでバタバタで、ツイートする時間がとれそうもないので、今日の午後1時30分からの『そこまで言って委員会NP』について、再度ご案内。今回は「明石市の子ども施策」についての激論もあり、かなり面白いです。是非ご覧ください。 https://t.co/hvSOClL5BH pic.twitter.com/2fwqluGepi
- 泉房穂氏と橋下徹氏は、司法修習生の同期という間柄
- 関係としてはすでに30年以上
- イベントやSNS上で激しく応酬することも
泉房穂氏と橋下徹氏は、司法修習生の同期という間柄です。
二人が初めて出会ったのは1990年代初頭で、関係としてはすでに30年以上にわたります。
その後、泉房穂氏は弁護士から政治家へ転身し、明石市長として子育て支援策などを打ち出して注目を集めました。
一方、橋下徹氏は弁護士・タレント活動を経て大阪府知事、大阪市長を歴任し、大阪維新の会を率いて改革を推進した経歴を持ちます。
最近では、2025年6月に大阪・関西万博をめぐりSNS上で応酬がありました。
橋下徹氏が「政治センスのなさ、国家運営能力、政治家資質の欠如は天下一品やで」と痛烈に批判しました。
泉房穂氏は「センスも能力も資質も3拍子揃ってないと言っていただけると、かえって褒めていただいているような気持ちにもなる。『天下一品』ってラーメン屋さん、大好きです」と軽く受け流しました。
さらに万博運営への問題点を指摘する投稿で“反撃”しています。
実業家・西村博之氏との対談企画では、橋下徹氏の話題になると、泉房穂氏は「テレビとかで一緒のとき、控え室ではけっこう近しいんですけど。でもXになると、彼は激しいトーンになるから」と苦笑しています。
司法修習生の同期ではありますが、仲の良い友だちというような関係性ではなく、対立している関係性と思われます。
お互いが政治について真剣に考えているからこそ、敵対視ではなくて、切磋琢磨という言葉のような良い意味での対立ではないでしょうか。
泉房穂と橋下徹はプライベートでも親交があるのか?
30年以上の関係性のある泉房穂氏と橋下徹氏ですが、プライベートでは進行があるのか解説していきます。
「さすがに外側から吠えているだけではダメだと痛感し、政治の舞台に再び入っていく覚悟を固めました。国民を救うための「国民の味方チーム」を一刻も早く作り出して、方針転換を実現させていかなければ、との危機感が私を突き動かしました」(『勝ちにいく覚悟』より) https://t.co/QtQOcSvH2F
— 泉 房穂(いずみ ふさほ) (@izumi_akashi) June 28, 2025
- 橋下徹氏は泉房穂氏との不仲を公言
- 泉房穂氏は橋下徹氏の突破力や発信力を高く評価
- 政策や政治観をめぐって真剣勝負を繰り広げるライバル的存在
司法修習生時代からの同期であれば、プライベートでも親しいのでは?と思う人も多いかもしれません。
しかし実際には、橋下徹氏は過去に出演したテレビ番組で、泉房穂氏との不仲を公言しています。
2023年7月には、泉房穂氏の著書『政治はケンカだ! 明石市長の12年』出版記念トークイベントで共演。この時も二人の関係性が話題となりました。
イベントはジャーナリストの鮫島浩氏が司会を務め、橋下徹氏は開始早々、泉房穂氏がX(旧ツイッター)でイベントギャラを「100万円」と暴露したことに激怒。
「他人の報酬をバラすのは社会的常識に反する」と叱責する一幕もありました。
イベントでは政策論争も展開。橋下徹氏が立憲民主党を批判する中、泉房穂氏は冷静に応戦しつつ、橋下徹氏の突破力や発信力を高く評価。
一方、橋下徹氏は「人間性を否定するような発言をする人には人が集まらない」と泉房穂氏を牽制しつつも、自身のコンサルタント業について「民間から透明・公正な中小企業支援モデルを作りたい」と語りました。
泉房穂氏からは「古い政治を変える必要がある。行政のトップをやった人があえてすることですか」と反論されるなど、互いに譲らない場面が続きました。
さらに最後には、鮫島氏が橋下徹氏の政界復帰について質問。
橋下徹氏は「ないです」と即答するも、退席後に泉房穂氏が「出るんちゃいます」と笑い交じりに語る場面もありました。
このように、二人は司法修習同期という長い付き合いがあるものの、プライベートで親しくしている様子や、一緒に食事をしたり語り合ったりというエピソードは確認できません。
むしろ、政策や政治観をめぐって真剣勝負を繰り広げるライバル的存在と言えるでしょう。
まとめ
泉房穂氏と橋下徹氏は、司法修習生時代から数えて30年以上の関係があります。
しかし、その関わりは友好的というより、時に真っ向から批判し合うライバル関係。政治的立場や考え方の違いから、イベントやSNS上で激しく応酬することも多くあります。
プライベートでの親交はほとんどなく、政治家として、また地方自治を経験した者同士として、互いに認め合いながらも一歩も引かない存在。今後も二人の発言や活動は、政治やメディアで注目され続けるでしょう。

