自民党の前参議院議長尾辻秀久さんの娘で、参議院議員として活躍する尾辻朋実さん。
そんな尾辻朋実さんですが、父親と同じ自民党からの出馬であると思われていましたが、なんと無所属で出馬し注目を集めました。
今回は尾辻朋実さんに注目し、学歴や経歴、なぜ自民党ではなく無所属なのかについて、徹底的に調査します。
尾辻朋実の高校・大学など学歴を調査!

尾辻朋実さんの学歴について、調査してみました。
尾辻朋実の出身高校
尾辻朋実さんの出身高校については、調査の結果、明らかになっていませんでした。
ただ、尾辻朋実さんは鹿児島市出身。
大学はあの名門私立早稲田大学出身。
そのため、尾辻朋実さんの出身高校も進学校の可能性がかなり高いでしょう。
鹿児島県内にある進学校といえば、鹿児島県立鶴丸高等学校と鹿児島県立中央高等学校が有名。
鹿児島県立鶴丸高等学校:鹿児島県鹿児島市薬師2−1−1
鶴丸高等学校は偏差値73で、鹿児島県内トップの公立高校。
難関大学への進学実績を持つ学校。
鹿児島県立中央高等学校:鹿児島県鹿児島市加治屋町10−1
偏差値は67で、鹿児島県内の公立高校トップ3に入る高校。
こちらの学校も難関大学進学実績も多数あります。
両校とも早稲田大学への進学実績があり、尾辻朋実さんもいずれかの高校を卒業されていてもおかしくありません。
尾辻朋実の出身大学
尾辻朋実さんの出身大学は、早稲田大学政治経済学部(偏差値67.5~70.0)。
早稲田大学: 東京都新宿区戸塚町1丁目104
早稲田大学といえば名門で、多くの政治家や大臣を輩出してきました。
尾辻朋実さんの父親も早稲田大学出身ですね。
尾辻朋実さんは、大学時代にはすでに政治に関心があったのかもしれません。
尾辻朋実さんは、大学時代にダイビングサークル「潜水会」にも所属されていました。
尾辻朋実の経歴がすごい!会社員や父の議員秘書を経験!

尾辻朋実さんの経歴についてまとめてみました。
年代 | 経歴 |
2003年から2007年 | 三井物産勤務 |
2007年から2019年 | 弁護士事務所勤務 |
2019年から2025年 | 尾辻秀久氏の事務所で秘書業務(私設秘書) |
大学卒業後は商社へ就職
尾辻朋実さんは大学卒業後は、商社三井物産に就職。
大学卒業してすぐに、政界入りしたわけではありません。
三井物産といえば、日本を代表する商社の一つで、入社するのが難しいランキングにも上位にランクインする企業。
さらに、尾辻朋実さんは就職氷河期と言われる世代。
大学卒業の女子の就職率が著しく難しい時代でした。
そんな中で、尾辻朋実さんは超難関の商社の三井物産に入社したわけですから、かなり優秀と言ってもいいかもしれません。
三井物産から法律事務所
尾辻朋実さんは、三井物産退職後は、法律事務所に勤められています。
どこの法律事務所でどんな業務に携わっていたのかは公表されていません。
尾辻氏は、自民党現職で今期限りでの引退を表明している尾辻秀久・前参院議長(84)の三女。鹿児島市出身で商社や弁護士事務所を経て、2019年から秀久氏の私設秘書を務めてきた。
引用:読売新聞
2007年に三井物産を退職したといわれているので、2007年から2019年の間、法律事務所に勤められていたと推測いたします。
尾辻秀久氏の私設秘書へ
尾辻朋実さんは、2019年に父親である尾辻秀久氏の私設秘書を勤めています。
尾辻秀久氏は自民党の重鎮で、参議院議長も勤めていました。
尾辻朋実さんは、父親の秘書を務める傍ら政治家としての実務や政策を学び、足場を固めていったのではないでしょうか?
尾辻秀久氏といえば、2008年に故・山本孝史参議院の追悼演説が注目。
党派を超え、ライバルを讃える姿に多くの人が心をうたれたのではないでしょうか?
そんな父親の心意気をしっかりと受け継がれている尾辻朋実さん。
尾辻朋実さんは党派を超えた政治を目指したいと無所属を選びました。
尾辻朋実が自民党ではなく無所属議員になった理由が衝撃的!
自民党の重鎮であり、前参議院議長まで勤めた尾辻秀久さんの娘である尾辻朋実さん。
世襲議員として、当然自民党から出馬されると誰もが考えていました。
けれど、結果は無所属。
ではなぜ自民党ではなく無所属になったのか、理由は2つありました。
- 自公の公認を得られなかったから
- 政治家の道を諦められなかったから
では、詳しく見ていきましょう。
①自公の公認を得られなかったから
尾辻朋実さんが自民党でなく無所属議員となったのは、自公の公認を得られなかったからです。
尾辻朋実さんはお父様と同じ自民党の公募に応募しましたが、鹿児島県連の最終選考で落選してしまいました。
秀久氏の引退表明に伴い、自民党県連による後任の公募に応募したが、同党は昨年12月、前参院議員の園田修光氏(67)を公認候補予定者とすることを決めた。
引用:読売新聞
自民党は、尾辻朋実さんではなく、他の公認を選任し、お父様の議席は受け継げませんでした。
②政治家の道を諦められなかったから
尾辻朋実さんが、無所属になっても選挙に出馬したのは、政治家の道を諦められなかったからです。
尾辻朋実さんの政治家を目指す背後にはいつも父親の存在がありました。
世襲批判には「父を見てきたから政治の世界を目指す。2世という批判は真正面から受け止める」と話した。
引用:南日本デジタル新聞
お父様の議席を継ぐべく、応募した自公の公認には落選。
けれど、お父様の政治政策の一つ、虫の目政策を引き継ぎたいと諦めませんでした。
自公から公認は得られなかった尾辻朋実さんですが、その後立憲民主党が応援。
立民党県連の柳誠子代表は「朋実氏の根底にあるのは反戦と平和で、我々と同じ方向を向いている。候補者としては最適任であると判断した」と説明。県連選挙対策委員長の川内博史衆院議員は「弱い立場の人々に徹底的に寄り添う秀久氏の行動をつないでいきたいという決意が我々と一致した。公認並みの応援をしていきたい」と期待を込めた。
引用:読売新聞
こちらに対して、世間の声は賛否両論。
尾辻朋美、仮に自民行く気ならなんで立憲の党籍取得したのとは思う
— 川間玄希(遠藤さくらと一ノ瀬美空と度会隆輝と古賀悠聖が好きな高校生) (@Kogamikusakura) July 25, 2025
尾辻秀久先生の永年在職議員表彰の演説は格調高い見事な演説でした。
— 脱客🗾 (@jkmtwrk) April 15, 2025
「虫の目」は先生の原点にある言葉ですね。
「地べたをはいずり回って、光の当たっていないところに政治の光を当てたいと願った」
立憲の参院議員として尾辻朋美さんの声が国会に届くことを願います。https://t.co/iLlotseabq https://t.co/xErPIWSHFK pic.twitter.com/c9vSOSnahT
当選後の尾辻朋実さんの動向にも注目されそうですね。
まとめ
今回は、尾辻朋実さんの学歴や経歴、自民党ではなく無所属議員になった理由について、ご紹介しました。
結果、
- 尾辻朋実の高校は不明、大学は早稲田大学政治経済学部
- 尾辻朋実は三井物産、法律事務所を経て尾辻秀久氏の私設秘書となった
- 尾辻朋実は自公の公認を得られなかったため無所属
- 尾辻朋実は父である秀久氏の志を受け継ぐため、政治家を諦められなかった
という事がわかりました。
尾辻朋実さんがどのように政治の世界で活躍するのか注目ですね。
今後も尾辻朋実さんの動向に注目し、応援していきましょう。