第100代・101代内閣総理大臣を務めている、岸田文雄総理。
輝かしい高学歴の持ち主であることでも有名で、出身高校は難関私立の開成高校なんだとか。
そして意外なことに、東京大学の受験に3度も失敗した過去があったとの情報を入手しました。
今回は、岸田文雄総理の学歴やエピソードを小学校時代からさかのぼってご紹介します!
岸田文雄は開成高校なのに東大に3回落ちて2浪?!
岸田文雄総理といえば、高学力で有名な開成高校を卒業したことで知られています。
しかし、東京大学を3回受験したにもかかわらず、入学を果たすことはできなかったんだそうです。
3度にわたる不合格は相当ショックだったそうで、家にたどり着くまでの記憶がほぼなかったんだとか。
早稲田大学と慶應大学には合格していた岸田総理は、早稲田大学法学部への進学を決意します。
当時は『東大に落ちた会』という集まりがあり、以下のようなエピソードがあったそうです。
みんなで飲み歩きながら気勢を上げて、議論に花を咲かせたり。
岸田は、相槌を打ちながら人の話を辛抱強く聞いていました。
SmartFLASHより一部抜粋・要約
この時から既に、岸田首相の政策にもある『聞く力』が発揮されていますね!
その努力が実を結んで早稲田大学法学部に合格し、政治家としてのキャリアをスタートさせる原点となったわけです。
政治家といえば成功路線一本なイメージがありますが、岸田総理はたくさんの失敗を経験していたんですね!少し親近感が沸いてきますね。
岸田文雄の小学校からの学歴を時系列で徹底解説!
岸田文雄総理の学歴をまとめると、以下の通りです。
小学校1〜3年生:ニューヨーク州の公立小学校
小学校4年生〜:千代田区立永田町小学校
中学校:千代田区立鞠町中学校
高校:開成高校
大学:早稲田大学法学部
当時のエピソードについて、小学校から時系列順にご紹介します。
小学校1〜3年生:ニューヨーク州の公立小学校に在学!
岸田総理は1963年9月から3年間、小学校1~3年生の間にアメリカ・ニューヨーク州にあるパブリックスクール(「PS 20」、「PS 13 Clement C Moore School」)へと通いました。
現地の日本人学校ではないんですね。
授業も英語でしょうし、大変だったでしょうね。
理由としては、父親の文武さんがニューヨーク総領事館に勤務していたからなんだとか。
まったく言葉も通じないし、生活も違うところに放り込まれた。
ただ、生きていかなければいけないから、身振り手振りから始まり、なんとか溶け込もうとして努力をした。
当時は真面目かつ真剣に、子供ながらに努力していた。
そういう健気なところがあったんじゃないかな。
ログミーBizのインタビューより一部抜粋・要約
マイノリティ扱いで人種差別もされる学校生活でしたが、小学校時代の経験が政治家になることを志した原点になったそうです。
同じクラスのなかに色んな人種の人間がいると、やはり子供の世界にあっても人種差別のような生々しいやり取りが存在するわけですよね。
ログミーBizのインタビューより一部抜粋・要約
小学校4年生〜:千代田区立永田町小学校に転入
永田町は日本の政治の中枢であるため、昔から高級官僚の子息たちが通う学校として有名だったそうです。
実は岸田総理の家系もも父親・祖父が国会議員で、宮沢喜一首相とは親戚という政治家一家なんです!
そういった意味では、他の生徒に引けを取らないくらいのエリートだったといえるでしょう。
永田町小学校は1993年に閉校していますが、岸田文雄首相が通っていた当時は目の前に自民党本部があったんだとか!
まさに奇跡ですね!まさか将来、小学校の目の前にあった自民党本部で首相として活躍するとは思いもしていなかったでしょうね。
1970年:千代田区立鞠町中学校に入学
千代田区民の平均年収は、東京23区内で2位という高水準です。
そのため教育資金に多額の金額を投資する家庭が多く、優秀な生徒が多いと考えられますね。
自分の好きなことは一生懸命やりますけど。あんまり関心がないことについては随分と手抜きをしてきた。
結果、もっと一生懸命やっときゃ良かったなと思うことはいっぱいあります。
ログミーBizのインタビューより一部抜粋・要約
岸田総理は軟式テニス部に所属しており、芸術や音楽にも興味があったんだとか。
もし政治家にならなかったら、芸術家(小説家・音楽家・画家など)になりたかった。自分でいうのも変だけど、ロマンチストの部分があって。
ログミーBizのインタビューより一部抜粋・要約
夏目漱石、ドストエフスキーなどの純文学や、吉川英治、司馬遼太郎、庄司薫などの大衆小説をよく読まれていたそうですよ。
1973年:開成高校にに入学!
偏差値は驚異の78です!
岸田総理は高校受験をして入学していますが、高校入学組は50人ほどと少なかったんだとか。
高校時代の岸田総理は、かなりのイケメンですね!
(高校時代の成績は)中間くらいを維持していました。
高学力の開成高校で中間の成績を維持できるのは、日頃の努力があってこそですよね。
元広島カープの高橋慶彦さんと試合をしたことがあるのが自慢なんだとか。
勉学に力を入れている高校ということもあってか、チームの成績は振るわなかったそうです。
試合のたびに酷い目に遭ってました。
現在でも野球観戦が趣味の岸田総理は、カープ愛が深いことでも知られています。
大学受験を控えた高校3年生の秋にも、後楽園球場に広島カープVS巨人戦の試合をこっそり観戦しに行ってしまうほどだったんだそうですよ!
野球観戦の際、東京にはカープのグッズが売っていなかったため、自作のカープ帽をかぶっていったんだとか!
1978年:浪人生活を経て、早稲田大学法学部へ入学
上記の写真は、早稲田大学在学中にキャンパス内の大隈重信像の前で撮られた一枚です。
1976年〜1978年に東京大学を3回受験したものの、残念ながら不合格だった岸田総理。
政治家を輩出する『早稲田大学雄弁会』には所属しておらず、勉強よりも趣味に没頭して自由を謳歌していたそうです。
あんまり海外には行かなかったけれど、国内旅行して回ったり。
今思えば遊んでいたというか。
早稲田大学卒業後は、日本長期信用銀行(現在の新生銀行)に5年間勤めています。
新生銀行は、入社するのはほとんどが東京大学卒というエリート銀行です。
そこに入社できた岸田文雄総理は、やはり相当な実力の持ち主だったんでしょうね。
岸田文雄のプロフィール
氏名:岸田 文雄(きしだ ふみお)
生年月日:昭和32年(1957年)7月29日
出身地:東京都大田区
身長:173cm
体重:65kg
血液型:AB型
趣味:筋トレ・囲碁・野球観戦
家族構成:妻(岸田裕子夫人)、長男(岸田翔太郎)、次男(晃史郎)
政党:自由民主党
派閥:岸田派(自身が会長を務める、宏池会)
選挙区:広島県第一選挙区(広島市中・東・南区)
当選回数:9回(初当選以来選挙区連続当選)
まとめ
岸田文雄総理の学歴や学生時代のエピソードを徹底調査したところ、知られざる素顔が明らかになりましたね。
学生時代には挫折した経験も多くありながらも、諦めずに努力を続ける姿勢は見習いたいものです。
現代の日本が抱える政治的問題は多いですが、岸田総理の手腕に今後も期待したいですね。