今回は、自民党の秋本真利衆議院議員(千葉9区)について取り上げたいと思います。
秋本議員は外務大臣政務官や再生可能エネルギー普及拡大議員連盟(再エネ議連)の事務局長を務める自民党の重鎮ですが、最近では洋上風力発電問題や文春で封じられた秘書給与法違反疑惑などで注目されています。
秋本議員の評判はどうなのでしょうか?
この記事では、秋本議員の経歴や政策、評判や疑惑の経緯や背景、今後の展開などについて解説します。
秋本真利のプロフィール
まずは、秋本真利議員とはどんな人物なのか、プロフィールをまとめてみました!
秋本真利議員は1975年生まれの47歳で、千葉県富里市の出身です。
法政大学法学部を卒業後、富里市議会議員を2期8年務めています。
2012年の第46回衆議院議員総選挙で千葉9区から自民党公認で出馬し、初当選。
その後、2014年、2017年、2021年の衆院選でも当選し、現在4期目を務めています。
2017年から2019年までは国土交通大臣政務官を務め、2022年8月に第2次岸田改造内閣で外務大臣政務官に就任。
秋本議員は自民党内では旧谷垣派・菅グループに属し、河野太郎氏や小泉進次郎氏とも親しいようです。
秋元議員は「自民党一の脱原発男」と呼ばれるほど原子力発電に批判的な立場を取っており、2020年には
『自民党初!「原発のない国へ」宣言』
という著書を出版しています。
また、自由民主党の再生可能エネルギー普及拡大議員連盟の事務局長をとして再生可能エネルギーの普及拡大に尽力してきました。
秋本真利の評判は?
秋本真利議員の評判は、良くも悪くも注目されていると言えます。
秋本真利議員は自分の信念を貫く政治家ですが、それが時に批判や疑惑を招くこともあります。
再生可能エネルギーの推進者として知られていますが、最近では洋上風力発電事業者から不透明な金銭的支援を受けた疑いがあるとして、東京地検特捜部による家宅捜索を受けました。
この問題は、秋本議員が国会で洋上風力発電の入札ルールを変更させたことで、自分が株を保有していた企業に有利になるように利益誘導したとの疑惑が持たれています。
また、秋本議員はこの問題について否定し、名誉毀損や虚偽報道だと主張していますが、週刊誌やネット上では批判や疑惑の声が多く上がっています。
さらに、秋本議員は秘書給与法違反の疑いもかけられています。
というのも、政策秘書の給与から私設秘書の報酬を出していたとされる契約書やメールを「週刊文春」によって暴露されたのです。
さらには、秋本議員が国会で事実と異なる答弁をしているとの疑いも!
今後の秋本議員の対応次第では、評判が下がってしまうのは不可避でしょう。
秋本真利の洋上風力発電問題の真相は?
東京地検特捜部は、秋本真利議員と日本風力開発の間に収賄と贈賄の疑いがあるとみて捜査しており、2023年8月4日に秋本真利議員の事務所などを家宅捜索しました。
なんでも秋本真利議員は、洋上風力発電事業を手がける「日本風力開発」(東京都千代田区)から、2021年ごろから2023年にかけて、複数回にわたって計約3000万円の資金提供を受けた疑いが持たれているんだとか!
秋本真利議員の洋上風力発電問題の真相は、まだ完全には明らかになっていません。
日本では2020年代から本格的な普及が始まり、政府は2040年までに原発45基分の電力を洋上風力で賄うという目標を掲げています。
しかし、洋上風力発電は高コストや技術的な課題などが多く、事業者や地域との調整も難しいといいます。
そのため、国は事業者に対して優遇措置や補助金などを用意しています。
洋上風力発電の事業者は、国が指定した海域で入札に参加し、落札した場合には優先的に発電権を得ることができます。
しかし、この入札ルールについて、秋本議員が利益誘導を行ったとの疑惑も浮上しています。
日本風力開発の弁護人は、資金提供を認めたものの、贈賄性は否定しました。
弁護人によると
「秋本議員から馬を2頭買うと資金提供の依頼があった。共同で馬を買うための資金だ」
とのことで、秋本議員への利益供与には当たらないとの認識を示しています。
秋本議員は、2023年8月4日に政務官を辞任しました。
また、詳しい情報が分かり次第、追記してまいります!
秋本真利が文春で報じられた秘書給与法違反疑惑の真相とは?
「週刊文春」によると、秋本真利議員が、私設秘書の給与を政策秘書に肩代わりさせるなどしていた疑いがあることが報じられています。
これらの行為は、秘書給与法違反の疑いがあります。
このように、秋本議員は秘書給与法違反の疑惑も持たれており、国会やメディアから追及されています。
彼は自身の正当性を主張しており、説明責任を果たすとしていますが、信頼回復には至っていません。
今後の調査や証言に注目したいですね!
まとめ
秋本真利議員は自民党の重鎮であり、再生可能エネルギーの推進者として知られていますが、最近では洋上風力発電問題や秘書給与法違反疑惑などで注目されています。
彼は自身の無実を主張しており、辞職や解任を拒否していますが、政界や世論からの批判や圧力は強まっています。
今後の展開に注目が集まっています。